パソコン上でデータを作ったり画像をデザインしてレイアウトする時には、画像自体が持っている解像度がとても重要です。 DTP印刷を行なう際には、デザインしたデータの取り扱いには、・フォント・ピクセル数・ベジェ曲線(ベクトルデータのこと)などのデータをバランスよく高い解像度にする事が大切です。 しかし、パソコン上でいくら高解像度のデータを作っても、印刷をする時に使うプリンターがお粗末では、パソコン上で見た画像と同じ仕上がりにはなりません。 印刷をする時に使うプリンターやCTPなどの出力機にも出力解像度があり、パソコン上のデータの精密度をどのぐらい精密に高解像度で出力できるかが決まります。出力機によって出力解像度は異なっていて、出力解像度が高ければ高いほど、パソコンのデータとしてみるデザインと近い仕上がりにする事ができます。 理想的なのは、パソコン上の画像1ドットに対して、出力機が1ドットを印刷、つまり1:1の比になる事ですね。出力解像度が落ちてくると、パソコン上のデータ100ドットがプリンターを通すと1ドットとして扱われたりするので、印刷した時にガッカリしてしまう結果になります。 プリンターの中には、写真の出力をするために開発されたタイプなどもあります。これらは出力解像度がバツグンに高いプリンターなので、パソコンで見た画像をそのままのイメージで出力する事ができます。写真の大きさしか出力できないというデメリットもありますが、写真を鮮明に自宅でプリントアウトしたい時にはぜひおススメの出力機です |