⇒水 界面活性剤 洗浄剤で、ゆっくり やさしくクリーニングで、つまりの解消ができました |
水は・・・できれば蒸留水を使用 界面活性剤・・・キッチン用の中性洗剤 (花王 キュキュト) 洗浄剤・・・ 掃除用液体洗剤 (花王 マジックリン) を薄めて使いました。 汚れがひどい時は濃い目のマジックリンで。 インク流路やインクカートリッジ内の気泡発生のために流路がエアーロック(配管内の空気で液体の流れが阻害される)でインクが流れなくなり、目詰まり状態にになることもあります。インクが少なくなったカートリッジでエアーロックがおきやすくなります。
インクカートリッジの障害、インクヘッドの目詰まりのほかに、インク吸引パッドの汚れや吸引ポンプの流路の詰まりのため、起動時のクリーニングができず、目詰まりをおこしていることがあります。 インク交換位置の状態にセットしたら、電源コードを抜くとヘッドを容易に動かすことができます。 プリンターを停止したときのインクカートリッジの位置に、ヘッドのふたにもなる吸引パッドがあるので、そこに水かアルカリ性の洗剤溶液を注ですいこまないようなら、詰まりがあります。 そうしたときは、吸引パッドと吸引ポンプのチュウーブの詰まりも除去する必要があります(分解して清掃)。
目詰まりの予防のためにも、インクヘッド吸引部分の点検清掃を インクはもともと、媒体に付着し空気中で乾燥・固化するのが役目です。 ペンキ屋さんは、吹き付けなど作業終了したら、次に使えるように、 吹き付けノズルの塗料除去を必ずします。 プリンターも同じようにした方がいいのでは。
印字インクヘッド部分注・・・ ピエゾ方式のインクヘッド表面にだけ、そっと触れるように作成した溶剤を繰り返しあてがい、回復を待ちます。 ヘッドが取り外せるときは、手鏡などのガラス板にポタリと1滴たらし、不織布を敷いた上にヘッドを乗せる方法をとっています。 ガラスにじかに置くと密着するので、とりあげるとき、真空ポンプで吸い上げたと同じ効果がありますが、強力過ぎるようです。。 インク流路は、太さのあうビニールチューブ(ホームセンターで入手)に溶剤が入るようにしてさしておきます。 シリンジなどを使用しますが、加圧・減圧をかけたりしない方が安全です。 注意・・・インクタンクの下にあるインクヘッドへの信号を送るフラットケーブルのコネクターがある機種もあるので、通電していないこと。接続部分に洗浄剤かかると故障の原因になるので、そとに漏らさないように養生するなど注意が必要です。ヘッドを取り外せる機種なら、分解してから行った方が安全です。 私が触った機種では PX-V700 PX-G900 はヘッドが容易に取り外しできました。 初期動作時のインク吸引系のつまりが原因で、ヘッド目詰まりにつながっていくことがあります。 目詰まりしたら、インク吸引部分にインクがたまっていたら、インク吸引パッドまできちんと流れるようになっているか、廃インクチューウブ内の清掃をかねて確認しましょう。(ケースの分解が必要になることが多いです) 回復しはじめると、細かい気泡がチューブの中を浮かんでいきます。 インクで汚れてきたら、溶剤交換をくりかえします。 チューブの中の溶剤液面の低下がはじまります。 ヘッド面には「たれながし」になるので、紙粉のでないキッチンペーパーなどで、ヘッド面からたれる溶剤液を吸収・吸液するように。 ヘッド面のうしろはピエゾの電極基板なので、染み込まないようにすること。溶剤が良く乾いてから(一晩寝かせて)通電するようにしてください。 インクヘッドへの接合に両面粘着テープみたいな材料で貼り付けてある機種もあるので、温度の高いお湯や強い溶剤、インクを固めるものは使わないように。 基板などに触れるときは、静電気がたまらないよう、水道の蛇口に触るなど除電してから行ってください。 クリーニング作業中は、本体の電源コードと信号ケーブルを抜いて行いましょう。故障の原因になったり、感電することがあります。 |